花火、ガラス、桜、、、世の中は儚いコトやモノに溢れている。それに美を見出すのは根源的な人間の性なのだろう。
そんな儚げな存在のうち、蝶はその筆頭ではなかろうか。
今にもどこかにいってしまいそうな不規則な羽ばたき、触れれば壊れてしまいそうな華奢なフォルム。そしてなんといっても数々の人間を幻惑させたその羽の模様など、蝶はまさに儚げな芸術のよう。
その美しさゆえに、日本でいえば花札の図柄に「牡丹に蝶」があったりと、画題や意匠としてもチョウは使用選ばれてきたわけだが、さて現代のアーティストはいかに蝶を描きだすのか。本記事では、キャンバスに舞う蝶を紹介したい。
Aira
40 x 40 cm
47 x 32 cm
山田久美子/Kumiko Yamada
22.7 x 15.8 cm
22.7 x 15.8 cm
22.7 x 15.8 cm
Anna Koshal
100 x 80 cm
100 x 80 cm
100 x 80 cm