日曜日, 6月 20, 2021
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Quick Insight Vol.4 多方メディアで注目を集める画家 なぜ今タケダヒロキが選ばれるのか

多方メディアで注目を集める画家
なぜ今タケダヒロキが選ばれるのか

水彩画を得意とするアーティスト、タケダ ヒロキさんは今年に入り、
大手通信アプリのメディアで注目されSNSでもファンの数を伸ばしている。
動物のかわいらしさを強調して描く作家は多いが、
彼のように動物のかわいらしさを表現しつつ、リアルで立体的な動物を描く作家は数少ない。
表情や色使いなど、他にはない作品作りに取り組んでいる作家だ。
今回はタケダヒロキの独特な技法と注目の理由について話を聞いた。

Q1タケダさんが絵を描く際に最も大事にしているテーマを教えてください。
“1つあげるとしたら、立体感ですね。植物やお花の可愛い素材で描くのですが、
見えてくるのはリアルで存在感のある動物にしたいので、
影や光を意識して立体的に見えるように色の明暗や、
体のラインにそって植物を描いたりします。”

(elephant, 2020, H 33.2cm x W 45.4cm x D 3.5cm, 絵画 (水彩画))

Q2 最近Instagramでのタケダさんの作品に対する注目が集まっていますが、
どんなきっかけがありましたか?

“前まではスキャンした作品の背景は消したり、
色をイジって綺麗に加工したものをのせていたのですが、
スキャンしたそのままをアップするようにしました。
画用紙の質感も見えるし原画に近いので紙に描いている水彩の作品なんだと、
見る人に知っていただけるようになったのだと思います。
あとは、インスタLiveで描いている所をお見せして、
本当に手で描いているアナログ作品という事をアピールするようにしてます。”

(takeda_hiroki Instagram)

Q3 タケダさんのコミッションワークを拝見する機会が多いですが、
どのようなきっかけでご依頼される方が多いのでしょうか

“インスタで猫や犬のイラストをアップしているので、うちのペットを描いてほしいという注文をいただきます。”

(Hedgehog, 2020, H 29.7cm x W 21cm x D 0.1cm, 絵画 (水彩画))

Q4 タケダさんの作品は動物と花という固有のモチーフと水彩画でありながら強い色使いを使われる事を特徴的に感じています。
数多くの作品を描く中で最近のチャレンジや技法の変化などがあれば教えてください

“細かい植物やお花で動物を描くのですが、メインの大きなお花を入れる事で絵に説得力が生まれると感じました。”

(pomegranate rat, 2020, H 33.2cm x W 45.4cm x D 3.5cm, 絵画 (水彩画))

Q5 TRiCERAで掲載中の作品で一番のお気に入りを教えてください。

“圧倒的にdancing cherry blossomsですね。初めて人物を描いて成功した作品ですし、
桜の色と、着物と髪の表現は神の領域だと自負しております。”

(dancing cherry blossoms, 2020, H 53.5cm x W 38.3cm x D 3.5cm, 絵画 (水彩画))

ありがとうございました。今後も素敵な作品を見られる事を楽しみにしています!
タケダヒロキ 経歴
<展覧会履歴
ANIMAL MUSEUM~Challenge Wall in Summer2016~軽井沢ニューアートミュージアム 2009年 個展「つながり」 名古屋造形大学 D2-3ギャラリー
2010年 グループ展(名古屋造形大学、TRANSIT、ボイジー大学
2012年 グループ展「expression design」ミレラギャラリー(東京・銀座
2014年 グループ展「CLORS2012」(代官山ヒルサイドテラス
2014年 代官山ヒルサイドテラス チップス展 グループ展
2014年 吉祥寺アートギャラリー「ESPERANZA」にて個展
2014年 アートコンプレックスセンターオブトーキョー コンペ展 ARTLABO X 2014
2016年 軽井沢ニューアートミュージアム グループ展 ANIMAL MUSEUM
2018年 Taipei Wrong Gallery グループ展 GIANT MANGO SELECTION vol.4
2018年 軽井沢ニューアートミュージアム 武田弘樹個展
2019年 台北Wrong Galleryグループ展 GIANT PIGURE SHOW-台湾×日本コラボレーションショー
<受賞歴>(敬称略
2013 第8回ポストカードコンテスト 大賞 2012 チップス展 投票ランキング2位
2013年 TORIDEポストカード展 投票ランキング1位
2013 しもきたアートスペース 第8回ポストカードコンテスト 最優秀賞
2013 ラフ・ストーン 第8回ポストカードコンテスト 最優秀賞
2014年 ARTLABO X 2014 優秀賞

本日紹介した作品はTRiCERA ARTで購入できます

Soichiro Masudahttps://www.tricera.net/
CMO / ArtCLip Editor-in-Chief

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TRiCERAでは11月21日(土)から12月5日(土)までグループショー「NO BORDER」を開催します。この記事ではアーティストを選んだポイントや各アーティストの見所を解説したいと思います。 「分からなさ」を楽しむアート 今回はジャンルや線引きが難しく、型にはめて鑑賞することが出来ないような方々を選出しました。日本にも海外にも、それから今も昔も、アートにはいろいろなジャンルがあります。今回選んだアーティストは既存の枠組みからは説明が難しい方々が多いと思います。でも言葉に出来ないということは、それだけ新しさを持っているということの証拠かも。 目で見て楽しむことももちろんですが、その作品の魅力を言葉で楽しむことができる点は現代アートの特権かもしれません。絵具やキャンバスの裏側にあるアーティストの思考そのものを、ぜひ楽しんでみてください。 参加アーティストについて-注目するポイント- 平田尚也 | Naoya Hirata 平田さんは1991年長野出身のアーティストですが、特徴はなんと言ってもネット上から集めたデータを使って仮想空間で彫刻を制作するという姿勢。だから自分のことも彫刻家だと言います。平田さんは「空間性と時間性を持ったものが彫刻」だと考えていて、既存の空間や素材(鉄や木材)の捉え方が違うだけで、やっていることはトラディショナルな彫刻作品なのです。彼の作品は「デジタルとリアルは対義語なのか?」と考えさせられ、何より現代人である私たちにとっての空間や時間を問い直すきっかけにもなります。 預言者 2019 33 × 27.5cm アルミニウム合金にデジタルシルバープリント Edition1/3  作品の詳細を見る 畑直幸 | Naoyuki Hata 九州を拠点に活動している畑さんは、最近では被写体に色を塗って撮影するというスタイルで制作をしています。人間の目は光を反射によってものを見たり、色を判断したりしますが、畑さんの作品を見ていると、自分たちの目に見えている色は本当の色とは違うかもしれないなという思考と直結すると思います。ある意味、人間の視覚を試すような写真作品なんですね。 g/b//u/ #1 2020 29.7 × 42cm デジタルシルバープリント Edition1/10  作品の詳細を見る 斉木駿介 | Syunsuke Saiki 斉木さんはキャンバスをディスプレイに見立てた絵画を制作するペインター。情報やコミュニケーションの多くをスマホやPCに依存している私たちにとって端末のディスプレイは目そのもの、視界そのものに近いと思いますが、そういう現代人のパースペクティブであるディスプレイを模した斉木さんの絵画は、ある意味、存在それ自体がすごく立体的だと思います。私たちの目そのものを取り出したかのような、どこかシニカルさがありますよね。 日常とディストピア...

絵画になったペットたち

 かつて食料や道具程度のものでしかなかった動物。今や、毎日人間は癒しを与えられている。  アニマルセラピーという日本語英語が存在する。動物との触れあいを通じて、内在するストレスを軽減させるなどして、精神的な健康の回復を図ることをいう。学術的なエビデンスは少ないものの、現代日本のようなペット大国に生きる人間であれば、動物との触れ合いがもたらすポジティブな効果の有無について、疑いの余地はないだろう。  興味深いのが、他人の飼育するペットを動画サイトやSNSを通じて観る者の多さだ。SNSのタイムラインで画像を見かけない日の方がもはや珍しくなり、動画の企画ジャンルになるまでに確立し、TVでもキラーコンテンツ化したネコ。1匹のネコの起伏もない動画を何時間も画面にかじりついてに見ている人間がいるのはエンタメ性というより、むしろ癒しを求めてではないだろうか。状況だけ見れば、どうやら人間はバーチャルの動物であっても、アニマルセラピーが成立するようだ。  本記事ではアートの始まりといわれるラスコーやアルタミラ洞窟壁画にも描かれた動物とアートの関係を探る。 インガ・マカロヴァ/Inga Makarova  マカロヴァは典型的な愛玩動物であるイヌ、ネコから、ハチといった危険な虫、カメレオンのようなエキゾチックアニマルまで、様々な動物を手がけるアーティストである。それぞれの生物学的特徴を捉えた上で、人間のカルチャーとの共通項を抽出するのを得意とし、単なる動物の描写で終わらない現代アート的な側面が大いに感じられる。  モチーフとしている動物はマカロヴァが思い入れがあるからなのか、イヌがよく描かれている。色調はビビットで毒々しい画面ではあるが、彼女のイヌに対する愛情があらわれているのか、小さい身体がどことなく愛らしい。 作家の詳細はこちらから 九里藍人/Airi Kumori  九里もまた動物に対する深い洞察を身につけているアーティストである。  しかしマカロヴァの動物に対する愛玩的な視線に加え、彼の頭の中では動物のフォルムの解体が行われいるからか、抽象度はさらに上がる。  複雑な幾何的線描と単純化したモチーフ、静止と動的なイメージといった二項対立を巧みに駆使し、動物や動物を元にした神的な存在を描く。日本人の日常で出会うさまざまな動物は、時にキャッチーに時に恐怖を掻き立てるように変換され、それぞれの動物の特性を誇張して描かれる。  また特筆すべきは通常意識がないとされる動物を人間のように明確な意識を持った存在として扱うことによって、ある種のキャラクター化を図っているところである。西洋にも動物のキャラクター化は見られるが、そういった点でも日本人ならではの誇張された表情表現、のびのびとした闊達な筆遣いは鳥獣戯画を彷彿とさせる。 作家の詳細はこちらから 樋爪悠子/Yuko Hizume  上記の二人とはまた異なったアプローチで動物を描くアーティストもいる。樋爪はその一人だ。  樋爪は和洋の古典的なファッションに身を纏った知的で野性的な強い女性の美しさを描く。その脇に普段我々が直接的に見かけることの少ない動物達、トラ、ツル、ウーパールーパー等が共存している。この画風は、母と動物達への感謝の思いからであるという。  モチーフの女性はどちらも凛とした佇まいでその精神的強度が画面を隔てている我々にまで迫ってくる。そしてその精神性が我々に伝わる媒介として機能しているのが動物である。虎であればさらなる迫力を、トカゲであればフェミニンで奔放な印象を加速させる。  樋爪の作品を見れば、自然人間と動物のイメージの共有が図られ、改めてその二物の関係が鑑賞者の頭の中で再認識・再考されるだろう。 作家の詳細はこちらから  空前のペットブームによって、家庭などで飼育されているペットの数は2003年に1900万頭を超え、なんと15歳以下の子どもの数を上回った。食料や道具を超え、さらに有機的に人間の社会に組み込まれていく動物との付き合い方の答えは案外アートに潜んでいるのかもしれない。

ishii-nobuo: 遅咲きの驚異、世界に笑顔を届けます。

インスタグラムで52kの熱狂的なファンを築いたアーティストの割には、ishii-nobuoについての情報は多くは知られていない。何のフォローもせずに、質の高い作品を毎日投稿することで、彼の魅力を物語っている。晩成型であることは間違いないが、眠っていた火山が噴火して大量のマグマを噴出しているようなものかもしれない。彼の創造性は衰えることなく、今もなお開花し続けている。 しかし、多作であることも、老いても子供のような天才であることの一因に過ぎない。絵付け、不条理な焼き物、昔ながらの焼き物など、彼のユーモラスなモチーフや様々な手法を表現する際には、ishii-nobuoの無邪気な好奇心が鍵を握っているからだ。一見風変わりでエキセントリックな彼のユーモアのセンスは、セクシャルなジョークでも、彼の中にある10代の少年の甘いロマンチシズムとバランスが取れていて、それが受け入れられているのである。 ishiiの墨と紙を使った画法もさることながら、筆致は清らかで自由である。作家自身が楽しんで制作したものであってこそ、鑑賞者は作品を楽しむことができる、とishiiは考えている。だからこそ、私たちは彼の作品を見て安心して笑うことができるのだろう。それは私たちにとっても、おそらく彼にとっても、癌との闘いの中でのカタルシス体験なのだろう。彼は日々、52K以上のファンの心をアートで解放しているのだ。 TRiCERA.Netでishii-nobuoの他の作品を見るにはこちらをクリックしてください。 P.S. 彼のファンの皆さんが日本語を理解してくれるといいのですが、タイトルによってはオヤジギャグになっているものもあるので、それを見ている以上に彼の作品を評価してくれると思います。 See You16 x 22 cm 日本語のタイトルは「ジャー・ネ」で、英語の「See ya」のようなカジュアルな敬語を意味します。「Jar」(といってもティーポットですが)という言葉を使って遊び、「See ya」と言っている二人の男を左右に描いています。 Where am I?37 x 26 cm https://www.instagram.com/p/B9dgr9uJF7t/?utm_source=ig_web_copy_link https://www.instagram.com/p/B3iqawTJ0aV/?utm_source=ig_web_copy_link https://www.instagram.com/p/BwLIpVCJnnK/?utm_source=ig_web_copy_link このような楽しい発見をもっと知りたい方は、ArtClipのニュースレターの購読をお忘れなく!

小山登美夫ギャラリーでのVarda Caivano’s個展

Varda Caivano,"Untitled", 2019, water-based oil paint (gouache and ink) on linen, 90.9 x 57.6 cm (frame: 150.9 x 117.6 cm), ©Varda Caivano, Courtesy of...

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