水曜日, 10月 20, 2021
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さめほし新作限定エディションプリントの一般販売を開始いたします

 この度、TRiCERAではさめほし個展entropy開催を記念して、
さめほしによる限定エディションプリントの販売をいたします。

 

■ 販売作品


<プリモアート(高精彩出力技術による高品質プリント)>


原画を限りなくオリジナルに近い色再現にて複製する技術によって、
再現される版画作品。飾りやすいサイズでのプリント作品に仕上がります。

「流星群」

(画像は作品イメージとなります)
限定15部販売 額装付 残りわずか
作品サイズ:545 × 727 mm
イメージサイズ:445 × 630 mm
作品価格

80,000円

購入はこちらから

「ほしの体温」 

(画像は作品イメージとなります)

限定15部販売 額装付 残りわずか
作品サイズ:545× 727 mm
イメージサイズ:445 × 547 mm

作品価格

80,000円

購入はこちらから

「肉」

(画像は作品イメージとなります)
限定30部販売 額装付
作品サイズ:545 × 424 mm
イメージサイズ:410× 318 mm
作品価格

40,000円

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<Entropy会場販売作品>

「クリスマスケーキ」

(画像は作品イメージとなります)
限定50部 額装付 残りわずか
H 297mm x W 420 mm
作品価格

25,000円

購入はこちらから


さめほし経歴

1997年、東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。
2016年頃から、アクリル絵の具とペンを使って、崩壊と形成を繰り返す少女を描いている。


今回ご紹介の作品は全てTRiCERAでご購入頂けます

Soichiro Masudahttps://www.tricera.net/
CMO / ArtCLip Editor-in-Chief

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 新型コロナウイルス流行以前には考えられない生活を送る中、全世界の各業界で「ニューノーマル」に対応する動きが見られる。アートにおいても例外ではなく、業界で働く者から鑑賞者・コレクターも展覧会やアートフェアの中止、延期、行動制限など、コロナによる動乱によってアートとの関わり方に影響が様々に及ぼされたことであろう。  そんな昨今、来場者に対して細心の注意を払いつつ、国内屈指の有名ギャラリーらは先頭を切って新たな展覧会の開催を決めた。今回は、小山登美夫ギャラリー、MAHO KUBOTA GALLERY、ミヅマアートギャラリーの3ギャラリーをご紹介する。  小山登美夫ギャラリーでは7月10日(金〜8月8日(土)の期間、桑原正彦展「heavenly peach」が開催される。本展は作家にとって当ギャラリーにおける12回目の個展となり、新作も発表される。  桑原は1990年代の後半から一貫して、「いま住んでいる環境に対する人間の欲望による変化」に着目して、作品制作をしてきた。  進化、効率、大量生産、加工、洗浄、商品価値を求めるのに伴う破壊、汚染。60、70年代日本高度成長下の幼少期の思い出とともにある様々な変化を、奇妙な生物、ペットとしての動物、おもちゃ、風景、折込チラシの無名の女の子たちや建売住宅のイメージを通して作品にしている。  本展のタイトル「heavenly peach」は芳香剤のような、何かが終わった後に残っている微かな香りのイメージだと桑原は言う。現代への皮肉や空虚感はありつつも、決してつき放すわけではない。「いま住んでいる環境に対する人間の欲望による変化」に着目してきた彼の作品世界に触れることで、今後の「ニューノーマル」な世界に対する自己のあり方を再考してはどうだろうか。 開催概要展示名:「heavenly peach」会期:7月10日(金)〜8月8日(土)参加作家:桑原正彦会場: 小山登美夫ギャラリー六本木(​東京都港区六本木6丁目5−24 complex665)営業時間:11:00~19:00定休:火曜日 お問い合わせWeb:http://tomiokoyamagallery.com/メール:info@tomiokoyamagallery.comSNS:https://twitter.com/tomiokoyama MAHO KUBOTA GALLERYでは 7 月 1 日より村井祐希の個展「ゆらいむうき」を開催する。 これまで自身が発明した「オムライス絵具」の使用や「着る絵画」「動く絵画」などペインティングの身体性を独自解釈的に追求してきた村井祐希。本展では村井の鋼の実践のもとに安易な絵画論を超えた圧倒的な熱量の作品群が出現する。 絵画における「身体性」についてのステレオタイプな言説を超えた大作の「動く絵画」、そして「運動体をともなった絵画」など、規格外の作品によるインスタレーションが発表される今回の企画だが、既存の体制・構造について常にアナーキーに向きあい続けた村井の内面の一端が垣間見える展示となっている。 アートは型に押し込めることのできない境界線が曖昧なモノではありつつも、往々にしてアーティストは自己と世界との対話を繰り返しながら新たな表現を生み出してきた。鑑賞者は想像の主導権に揺らぎをもたらされながら、村井作品との深度のある遭遇を果たすことによって、新たな時代を生き切り開くアーティストの内面を理解するだろう。どうやら「ニューノーマル」な時代を生きるのにアートやアーティストから学ぶことは多そうだ。 開催概要展示名:「むらいゆうき」展会期:7月1日〜8月1日参加作家:村井裕希会場: MAHO KUBOTA GALLERY(​東京都渋谷区神宮前 2-4-7 1F)営業時間:12:00~19:00定休:月曜日、日曜日、祝日 お問い合わせWeb:http://www.mahokubota.com メール:info@mahokubota.com  アーティスト・加藤愛(愛☆まどんな)の個展が、6月24日から7月18日まで、東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催される。  本展は、6年前より制作が開始された「彼女の顔が思い出せない」シリーズを中心に構成されている。「目を閉じると自分がどんな顔をしていたか思い出せない」という、アイデンティティと密接な関係である顔との乖離をきっかけに、現在の顔をある種記録的に描写する。現在の「今顏」を残し、自分と対峙するために製作された同シリーズは代表作となった現在も、「彼女の顔が思い出せない」シリーズを加藤は変わらぬ姿勢で製作している。  本展のタイトルは、コロナ禍によって中止されたアートフェア東京に展示予定だった作品が行き場をなくして部屋の片隅に置かれている姿が、いまの情勢を表しているように感じ名付けられたという。作品と現在の生活状況とを見比べることによって、鑑賞者は感じ入るものがあるだろう。 開催概要展示名:「ひあたりのわるいへや」展会期:6月24日〜7月18日参加作家:加藤愛会場: ミヅマアートギャラリー(​東京都渋谷区神宮前 2-4-7 1F)営業時間:11:00~19:00定休:月曜日、日曜日、祝日 お問い合わせWeb:https://mizuma-art.co.jp/メール:gallery@mizuma-art.co.jp

Quick Insight Vol.10 人間と動物、マシンなどのイメージを通して、現代社会を俯瞰的に描いていくスペイン人アーティストHector Fernandez Lleida の見つめる世界の輪郭

 ボトルなどの日常的なモチーフや、動物や人間の営みを、油絵という伝統的な手法を軸としてデジタルレタッチ、VR技術などの科学的な手法と、ステンシルを用いたグラフィティ的な表現まで幅広く活用しながら、重ね合わせて描いていくHector Fernandez Lleida。複雑化したイメージが氾濫する現代において、そういた流れを取り入れながらも独自の眼差しで、世界のリアリティを表象しようと試みる彼がどのように世界を見つめているかに迫ります。 1.制作を始めたきっかけはなんでしょうか。 子供の頃から、父が持ち帰った漫画に掲載されているイラストを真似して、いつも絵を描いていました。学校では授業のノートの間にいくつも絵を描き、すべてのノートに装飾が施されていました。 父は80年代に活躍した著名な漫画家で、私にとっては家に家庭教師がいるようなものでした。 それから時が経ち、私はバルセロナ大学で美術を学ぶことにしました。 卒業後すぐに、市民センターや地元のアートギャラリーで自分の絵を展示するようになりました。 私は少しずつ成長し、技術やスタイルが豊かになり、新しい技術やテーマを取り入れていきました。 作品詳細はこちらから 2. 現在の制作のテーマについて教えてください。 現在は100x100cmのキャンバスに絵を描いています。 静物画です。 この作品は、私が長年かけて開発してきた「ボトルコンポジション」のシリーズに属するものです。 このシリーズでは、これまでに同じテーマで5つの作品を異なる時期に、異なるフォーマット、コンポジション、色で描いてきましたが、今回は天頂からの視点でボトルのグループを描いています。 この非常に力強いボトルケースの色合い、暑さや寒さを感じさせる色調のコントラスト、そしてボトルの配置によって生まれるリズムが、この作品を特別なものにしています。 また、絵の捉え方、インパスト*1、生成されるさまざまなテクスチャーも重要です。急峻な視点、ボトルの配置が生み出すリズム、色や質感は、この作品に欠かせない要素です。 ベースとテクスチャーにアクリル絵の具を使い、筆やスパチュラを使ってきましたが、現在は油絵の具を使って制作しています。 3. 影響を受けたもの、自身にとってターニングポイントになっていると思うものはなんでしょうか。 私が影響を受けたものは、ストリートアートやデジタルアートを含む現代のリアリズムから抽象的なものまで多岐にわたります。私の作品の多くは、ドローイングとペインティングの組み合わせでできていますが、以前は、私が撮影した写真のイメージから始めて、時にはデジタル処理で構図や色を変えたり、要素を単純に加えたり減らしたりしていました。 その作品をより小さなサイズでドローイングや水性の画材(水彩、アクリル、墨など)を用いて、試作し、検討・発展させた後、最終的なサイズの絵画を制作します。 この創造的なプロセスは、作品の複雑さに応じて数週間から数ヶ月かかることもあります。また、私はVRやデジタル・クリエイション、レタッチ*2から派生した要素やテーマを作品に取り入れることが、私のキャリアの転機になると考えており、現在はその過程にあります。 VR技術の活用については、自分のドローイングやペインティングを人工的な環境に導入する方法に興味を持っています。 今のところ、私はこの分野では初心者ですが、新しい世界が広がることを認識しています。実際、伝統的な要素とデジタルアートが混ざったイラストの制作を始めています。また、近い将来、自分のNFTやデジタルプリントを発表する予定です。 作品詳細はこちらから 4.動物のモチーフと人間や都市的なモチーフの共存についてはどのような意味が込められていますか。 私は自分を都会人だと思っており、自然、動物、人間像に対する私のビジョンは、しばしば都会的で現代的な文脈に浸されています。私は画家としてのキャリアを通じて、絵画における時間の経過や陳腐化などの深遠な問題を扱ってきましたが、時には、私の作品はコンセプチュアルなものではなく、美学が優先されることもあります。 私はバルセロナという街に住んでいます。 私が描くモチーフの大部分は、通行人が見逃してしまうような街の風景や一角を歩き回ったり、それらについて熟考することで得られたものです。 私たちはスピーディーに絶え間なく動き続ける世界を生きています。また、今日、私たちはかつてないほどたくさんのイメージに囲まれています。そして、私たちを取り囲むイメージの多くも動いています。 私たちの多くは、これらのイメージを熟考し、分析し、理解するための時間を取ることは滅多にないでしょう。 作品詳細はこちらから 5. 最後に、次に実現したいと思っている作品のアイデアがあれば教えてください。 私の頭の中にはいつもプロジェクトがあります。...

Artist’s Insight:ファビアン・フレッセを知るための6つのポイント

モノを見るうえで《色》は絶大なキープレイヤーだ。その日に着る服も、髪の毛も、料理だって色が担当する役割は大きい(カラーセラピーという色による心理療法だって存在するほどだ)ファビアン・フレッセの作品はまさしく色を効果的に使ったアートだ。四角いキャンバスの画面に美しいグラデーションだけを描いたスプレーアートは、見ている人のキモチの状態によって捉え方が大きく変わる。 1.幼少期から影響を受けた「大自然のなかの美学」 ファビアン・フレッセが1982年9月8日にドイツのヴッパータールで生まれた。幼少期から大自然に囲まれて育ったファビアン。自然がつくり出すカラフルな創造物は彼の美意識に大きな影響を与えた。例えば、彼が描いた空を連想させる作品がそうだ。本や映像では捉えきれない程の鮮やかで豊かな色彩が自然界には多く存在しているため、まだ色彩感覚の固定概念が定まっていない幼少期のうちにこのような環境で過ごせたことは、アーティストとして恵まれていたと言える。 作品はこちら 2.経歴 2006年から2011年まで、フレッセはエッセン自由美術学校で「ビジュアルアート」を学ぶ。ビジュアルアートとは「視覚芸術」の事であり、主には視覚で認識できる芸術表現のことを指す。幼少期の頃から大自然の美しさを「視覚」から取り入れてきた彼にとって「見ること」「どう見えるか」は重要なポイントだ。在学中には芸術賞「Essener Forderpreis 2010」にもノミネートされた。 作品はこちら 3.極めてシンプルなスプレーアート スプレーアートといえば街中にポップな絵柄で壁に描かれているようなストリート・カルチャーをイメージするかもしれない。でも彼の作品からはスプレーアートにありがちな「やんちゃな感じ」はしない。誰から見てもわかりやすい、心が落ち着く、実にシンプルな構図になっているのだ。 4.アイディアを形と色だけで表現 フレッセは細かいモチーフが一切描かず、少数の色のグラデーションだけで勝負した作品ばかりを描いている。作品のタイトルも使用した色について説明する言葉が並んでいるだけだ。このシンプルな構成によって色彩のみに集中させる、彼の狙いがある。彼の幼少期に影響を与えた木々や川の美しさがそうであるように、余計なものは一切入れない。ストイックだからこそ生まれる美的感覚は、もはや強さともいえるくらいに徹底されている。 5.光と色の美しい調和 もう一つ、彼が作品に仕込んだアイディアがある。作品をじっくりと鑑賞しているわかるのだが、キャンバスの側面にも色が塗ってある。《White Square with Rainbow on the Edges》は表面の情報を極限まで減らし、側面に重点を置いたユニークな構成だ。ただ画材で色彩を表現するのみでは無く、光による色彩の表現も組み込むことで、余すことなく作品全体を用いて表現している。 作品はこちら 6.現代美術の様々な要素を組み合わせ「先進的なアート」を表現していくファビアン・フレッセの前向きな精神 彼は色彩の他にも「光」に神経をそそいでおり、長時間露光を使用した夜景の写真が多く存在する。そのまま写真として作品を制作しているわけでは無く、そこに複数の色からなる垂直なストライプが上から描かれることで、作品に抽象的な独自性が与えている。彼は伝統的な考えに囚われず、現代美術の異なる要素を組み合わせて新しいアートを生み出したい、という前向きな精神を持っており、これから彼が生み出していく先進的なアートに私達は期待したい。 作品はこちら

Feature Post

【7月の展覧会】MoMo、バンビナート、真核生物

新型コロナウイルスの影響で休館していた美術館や博物館が再開し始めています。7月に見ておきたい展覧会を3つご紹介します。 東京・両国のギャラリーMoMoでは、6月6日(土)から8月8日(土)まで、同ギャラリーを中心に25名の作家によるグループ展を開催します。 コロナで閉館していた頃を振り返り、ギャラリーのあり方を再考した結果、「再考」と題して、坂本真澄や坂本徳郎などのギャラリー作家の新作を紹介する展覧会を開催することになりました。新常態の世界での生活が、今後もアーティストに大きな影響を与え続けることは想像に難くありません。しかし、本展では、新コロナ以前に制作された作品も含め、各作家の熱い作品を順次展示。展示される予定です。期間中、6/6~6/27、6/30~7/18、7/21~8/8と展示替えがあります。 参加作家が異なりますのでご注意ください。 展覧会概要 展覧会タイトル。"再考|リフレクション" 会期.2020年6月6日(土)~8月8日(土)参加作家6月6日(土)~6月27日(土)まで。小橋陽介、早川克己、川島ことり、石破美和、藤森翔子、大久保亮也、佐藤英介6月30日(火)~7月18日(土)池田瑞穂、古畑智樹、吉田和香、吉田慎之介、福島佳子、J-Moon、坂本真澄、増田昌宏、平俊介 ※出品作家は変更になる場合があります。 7月21日(火)~8月8日(土) 坂本徳郎、室井公子、重田光輝、高橋涼子、大竹竜太、市野優、人見元樹、中井明人、貝場綾乃 ※出品作家は変更になる場合があります。住所は以下の通りです。ギャラリーMoMo(住所)東京都墨田区亀沢1-7-15営業時間。12:00~19:00 定休日。定休日:火曜日 ContactWeb :https://twitter.com/GalleryMoMo Email :info@gallery-momo.com SNS: www.gallery-momo.com 2020年7月11日(土)から7月26日(日)まで神田のバンビナートギャラリーで開催されるで堀聡の個展「視線の仮面」が開催されます。現在、東京藝術大学油画科に在籍している堀の2度目の個展となります。 本展では、「世界が見つめ合い、近づき、ぶつかり合う」というプロセスを経た堀の作品を、その衝突の衝撃を形にして発表します。生まれた「私と世界の仮面」の絵画を発表します。若手作家の新作10点を発表します。 展覧会概要 展覧会名。"まなざしの仮面」展 開催日のご案内です。2020年7月11日(土)~7月26日(日)まで 参加アーティスト。堀 聡 会場の様子。バンビナートギャラリー 住所)東京都千代田区外神田6-11-14アーツ千代田3331 B107 営業時間12:00-19:00 定休日です。月曜日、火曜日 連絡先Web:http://bambinart.jp/ Email:info@gallery-momo.com...

仲介者としてのアーティスト

刺繍の手法で制作するAsami Asamaは、自分のことを「器」と表現しています。Asami Asamaによると、インスピレーションに忠実に作品を制作することが大切だという。自身をシャーマニズム的なスタイルと称しているからこそ、作品は純粋さを保っているのだそうです。 Asami Asamaの作品は刺繍を中心に制作されていますが、これは最初から習っていたものなのですか? -いえ、最初は一人で絵を描くところから始めました。元々はイラストレーターの仕事をしていたのですが、自分のオリジナルの表現で作品を作りたいと思ったのが、クライアントの仕事をしていたのではなく、アートの仕事にシフトした理由です。 子供の病気がきっかけで刺繍に転向しました。その間、作りたいと思っていても何も作っていませんでした。しかし、絵を描く時間と場所がなかなか取れない。アーティストとしての生活とプライベートを両立できるのは、刺繍だけだと思いました。 Honkadori Bacchus, 33×33cm 刺繍は生活の中で気軽に取り入れられる芸術表現だったんですね。刺繍も独学ですか? -そうですね、独学なので、ワークショップを頼まれても人には教えられないんですよ。自分なりのルールや方法はありますが、特に決まっているわけではありません。作品の作り方は自分の生活の中で出会ってきたものなので、ちゃんと刺繍を習っている人とは違うかもしれません。それに、私は表現を大切にしているので、クラフトやハンドクラフトにはなりたくないんです。 刺繍という手法を使った作品」である以上、アーティストとしての視点は必須です。それについてはどう思いますか? -私の作品はどちらかというとひらめき系です。シャーマニックというと変かもしれませんが、自分の中でアイデアが「降りてくる」という感じです。頭の中にモチーフが降りてきて、それをどうやって作品としてアウトプットしていくか。それが僕の創作スタイルです。 Enlightenment, 33×33cm つまり、アーティストがインスピレーションと作品の間に立っているような気がするんですよね。 ーーそれはあくまでも僕の場合ですが、だからこそ精神状態が大事なんですよね。作家の精神状態とか、目に見えないものが作品に繋がっていると思うんです。だから、自分の状態が不安定な時は、必ず作品に反映される気がするので、絶対に作品を作らないようにしています。朝は「お清めの儀式」をすることが多いのですが、純粋なインスピレーションを得ること、どれだけ純粋な作品になるかが大事だと思っています。 昔は「アーティストというよりシャーマンみたい」と言われることにコンプレックスを持っていましたが、今はそんなことは気にならなくなり、頭で考えている時よりもずっと良い作品が作れるようになり、アイデンティティのようなものすら感じています。 私の作品の流れは、「考える」→「スケッチする」→「キャンバスに刺繍する」です。いつも夜中や明け方に新しいインスピレーションやアイデアを得て、それを忘れないようにすぐにスケッチしています。 Honkadori Giuliano, 33×33cm 最後になりましたが、「The」の中で何か変えたいことはありますか? -いや、特にないですね、自分の作品には原型があって、それをどうやってキャッチして仕事に移せるかが問題なので。だからこそ、心と体には常に気をつけています。肉体的にも精神的にも体調を崩していたら、良い作品は作れないと思うんです。良い「器」になることがとても大切なんです。

小山登美夫ギャラリーからMAHO KUBOTAまで7月に行きたい展覧会

 新型コロナウイルス流行以前には考えられない生活を送る中、全世界の各業界で「ニューノーマル」に対応する動きが見られる。アートにおいても例外ではなく、業界で働く者から鑑賞者・コレクターも展覧会やアートフェアの中止、延期、行動制限など、コロナによる動乱によってアートとの関わり方に影響が様々に及ぼされたことであろう。  そんな昨今、来場者に対して細心の注意を払いつつ、国内屈指の有名ギャラリーらは先頭を切って新たな展覧会の開催を決めた。今回は、小山登美夫ギャラリー、MAHO KUBOTA GALLERY、ミヅマアートギャラリーの3ギャラリーをご紹介する。  小山登美夫ギャラリーでは7月10日(金〜8月8日(土)の期間、桑原正彦展「heavenly peach」が開催される。本展は作家にとって当ギャラリーにおける12回目の個展となり、新作も発表される。  桑原は1990年代の後半から一貫して、「いま住んでいる環境に対する人間の欲望による変化」に着目して、作品制作をしてきた。  進化、効率、大量生産、加工、洗浄、商品価値を求めるのに伴う破壊、汚染。60、70年代日本高度成長下の幼少期の思い出とともにある様々な変化を、奇妙な生物、ペットとしての動物、おもちゃ、風景、折込チラシの無名の女の子たちや建売住宅のイメージを通して作品にしている。  本展のタイトル「heavenly peach」は芳香剤のような、何かが終わった後に残っている微かな香りのイメージだと桑原は言う。現代への皮肉や空虚感はありつつも、決してつき放すわけではない。「いま住んでいる環境に対する人間の欲望による変化」に着目してきた彼の作品世界に触れることで、今後の「ニューノーマル」な世界に対する自己のあり方を再考してはどうだろうか。 開催概要展示名:「heavenly peach」会期:7月10日(金)〜8月8日(土)参加作家:桑原正彦会場: 小山登美夫ギャラリー六本木(​東京都港区六本木6丁目5−24 complex665)営業時間:11:00~19:00定休:火曜日 お問い合わせWeb:http://tomiokoyamagallery.com/メール:info@tomiokoyamagallery.comSNS:https://twitter.com/tomiokoyama MAHO KUBOTA GALLERYでは 7 月 1 日より村井祐希の個展「ゆらいむうき」を開催する。 これまで自身が発明した「オムライス絵具」の使用や「着る絵画」「動く絵画」などペインティングの身体性を独自解釈的に追求してきた村井祐希。本展では村井の鋼の実践のもとに安易な絵画論を超えた圧倒的な熱量の作品群が出現する。 絵画における「身体性」についてのステレオタイプな言説を超えた大作の「動く絵画」、そして「運動体をともなった絵画」など、規格外の作品によるインスタレーションが発表される今回の企画だが、既存の体制・構造について常にアナーキーに向きあい続けた村井の内面の一端が垣間見える展示となっている。 アートは型に押し込めることのできない境界線が曖昧なモノではありつつも、往々にしてアーティストは自己と世界との対話を繰り返しながら新たな表現を生み出してきた。鑑賞者は想像の主導権に揺らぎをもたらされながら、村井作品との深度のある遭遇を果たすことによって、新たな時代を生き切り開くアーティストの内面を理解するだろう。どうやら「ニューノーマル」な時代を生きるのにアートやアーティストから学ぶことは多そうだ。 開催概要展示名:「むらいゆうき」展会期:7月1日〜8月1日参加作家:村井裕希会場: MAHO KUBOTA GALLERY(​東京都渋谷区神宮前 2-4-7 1F)営業時間:12:00~19:00定休:月曜日、日曜日、祝日 お問い合わせWeb:http://www.mahokubota.com メール:info@mahokubota.com  アーティスト・加藤愛(愛☆まどんな)の個展が、6月24日から7月18日まで、東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催される。  本展は、6年前より制作が開始された「彼女の顔が思い出せない」シリーズを中心に構成されている。「目を閉じると自分がどんな顔をしていたか思い出せない」という、アイデンティティと密接な関係である顔との乖離をきっかけに、現在の顔をある種記録的に描写する。現在の「今顏」を残し、自分と対峙するために製作された同シリーズは代表作となった現在も、「彼女の顔が思い出せない」シリーズを加藤は変わらぬ姿勢で製作している。  本展のタイトルは、コロナ禍によって中止されたアートフェア東京に展示予定だった作品が行き場をなくして部屋の片隅に置かれている姿が、いまの情勢を表しているように感じ名付けられたという。作品と現在の生活状況とを見比べることによって、鑑賞者は感じ入るものがあるだろう。 開催概要展示名:「ひあたりのわるいへや」展会期:6月24日〜7月18日参加作家:加藤愛会場: ミヅマアートギャラリー(​東京都渋谷区神宮前 2-4-7 1F)営業時間:11:00~19:00定休:月曜日、日曜日、祝日 お問い合わせWeb:https://mizuma-art.co.jp/メール:gallery@mizuma-art.co.jp

Koalanov – アニメとリアリズムの魅力を持つ女の子

フィリピーノの若手アーティスト、コアラノフは、iPadを使って半現実的なものからアニメーションのようなドローイングまでを制作しています。彼女の作品には魅力的なキャラクターが描かれており、暖色系の色と焦げた色合いで描かれ、光と影のコントラストを生み出しています。 彼女の作品の特徴は、誰かの記憶の中にありそうなシーンを描くことが好きなので、作品の背景にあるストーリーよりも、少女のポーズを重視しています。音楽、友人、ショー、夢など、様々なものからインスピレーションを受けている彼女の絵を見て、その思い出を楽しんでもらいたいと思っています。 過去にはミュージシャンとのコラボレーションや、リリースされたばかりの楽曲のカバーを手がけたこともある。今後もミュージシャンやイラストレーターとのコラボレーションを楽しみにしている。今後もアーティストとしての活動の幅を広げていきたいとのことなので、作品が公開されている今のうちにチェックしておきましょう。 See More Details See More Details See More Details See More Details See More Details

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