日曜日, 5月 29, 2022
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「幾重にも積み重ねた時間の層と人の軌跡」START ARTIST vol.2 ~ Mariko Ohashi

TRiCERA発のオークションイベント「START」第一弾の出展作家の”なぜSTARTに出展したか”を主軸にしたインタビュー、ならびに新作の紹介を行います。

オークションイベント「START」とは

2021年2月に行われた「START」。アートに携わる様々な人たちを「セレクター」としてゲストに招き、それぞれの視点からアーティストを選び、そしてその魅力を伝える言葉と共に、その作品をオークション形式で販売いたしました。「アートをこれから始める」という方にも分かりやすい設計を行い、またオークションがはじめての方、オンラインではじめてアートを買う方など、様々なひとたちの「スタート」になるような企画となっております。


作家紹介

大橋麻里子 (Mariko Ohashi)

1991年兵庫県神戸市出身。2016年多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科油画専攻を修了。また2014-2016年に神山財団奨学生として採択される。

個展
「non-Fiction///」(GALLERY301,神戸,2021)
「浮遊する現在」(GALLERY301, 神戸, 2020)
「Born」(GALLERY301, 神戸, 2019)
「白昼夢」(GALLERY301, 神戸, 2018)

グループ展
「time in a bottle 大橋麻里子 | 齊藤拓未」(MASATAKA CONTEMPORARY, 東京, 2020)
「komposition」(Sansiao gallery HK, 香港, 2019)
「RETUNE」(MASATAKA CONTEMPORARY, 東京, 2018)

受賞歴
「損保ジャパン日本興亜美術賞 FACE2015 優秀賞」(2015)
「横浜アートコンペティション2015 審査員特別賞(天野太郎賞) 」(2015)
「SEZON ART AWARD 入選」(2016)

作品一覧はこちら

「START」に参加したきっかけ

アーティスト活動を行う中で、アートに触れたことがない人が、生活の中で当たり前のようにアートに触れる機会を提供できることはとても素晴らしいことだと感じてきました。オークションイベントSTARTでは「アートをこれから始める」方、オンラインで初めてアートを購入する方たちの第一歩の背中を押すという意図が込められており、そのコンセプトに共感したので参加させていただきました。

「START」に出典した作品について

作品名:Movement9

サイズ:22.7 × 22.7cm
技法:パネルに綿布 / アクリル絵具 / ジェッソ

 

彼女の代表的な作品には”La Foret”、”Movement”、”Episode”、”Plot”というシリーズが存在しており、制作している作品はどの作品も時間の流れと共に自然な変化のなかでできている。STARTには”Movement9″という彼女のMovementシリーズの作品を出展した。

Movementシリーズは、異なる時間、場所で自身の手の動いた運動の軌跡をアナログとデジタルという異なる方法で表現した作品である。幾重にもなる線の重なりが時の流れの積み重ねを表しており、その時々で直感的に与えられる色合いによって積み重なった線から流れ去った時間の層を可視化しており一つ一つの線に意味を持たせている。絵を書くという行為が時間の流れの功績であるという彼女の代表的な作品である。

既存作品の紹介

作品名:Episode1

作品サイズ:80.3 x 80.3 cm
技法:木製パネル / アクリル絵具

 

作品価格

250,000円

購入はこちらから

“Episode1″はEpisodeシリーズの原点とも言える作品である。”日常の出来事は、一見無関係とも取れる現象が時の流れで積み重なり、その結果として起こっている” という、彼女の作品のコンセプトを、1冊の漫画を1つのキャンバス上に凝縮するようなイメージで制作した。

大筋のコンセプトやレイヤーへの意識・コラージュのように見える画面作りという点はLa Foret作品の感覚を継承しており、”Episode1″はLa Foretシリーズやその他の実験的な作品を経て、今の彼女の制作にとって必要な要素について考え選択をしていくなかで生まれた。ただの線のみでなく、面の部分を表現することで物質的な動きを強調した作品となっている。

作家コメント

“時の流れは目に見えず、手で触れることもできませんが、私たちが生きるうえで常に身近にあり切り離すことのできない存在です。常に共にあるからこそそこに目を向けることなく日常は当たり前のように過ぎていきますが、あらゆるものがデジタル化していく世の中において、自身の存在や今という時間について意識を向けることは私たちの生活に少しの変化と豊かさを与えるように思います。”

作品一覧はこちら

セレクター

絵画を描くという行為を時間の堆積と捉えるということは、コンセプトとしてとても重要な要素と思います。 その上で、モチーフ、素材を通して歴史を踏まえ、現代を投影しようとする試みが見られ、実物を見てみたいと思いました。(居松)

居松 篤彦
アートテクノロジーズ株式会社 代表取締役
一般社団法人日本アートテック協会(JAAT)代表理事

彼女のコンセプトである時の流れの積み重ねを表現した作品は、私たちが時の流れに飲み込まれず今を丁寧に生きていくことに対する大切さ、積み重ねにより成し遂げることのできる、こと、ものに対する可能性を訴えかける。デジタルな試みを取り入れた今注目の作家であり、現代アートを初める方には是非彼女の作品を手に取ってほしい。(井口)

井口 泰
株式会社TRiCERA 代表取締役/Founder
一般社団法人日本アートテック協会(JAAT)理事

Masataka Kuwadahttps://www.tricera.net/
アーティスト・マネジメント責任者。LOVEコンテンポラリーアート。

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Ikeda ayakoは、自分の感情を肖像画という形でアウトプットする画家です。彼女は色や輪郭といった対象物の細部を表現することを目的としているのではなく、自分の感情や思考、自分自身の中で感じる動きを反映させています。絵画は自己表現のようなもので、彼女の精神を絵画という形でスケッチしているのです。 肖像画の作品が多いようですが、どのような作品なのでしょうか?まずは作品の説明をお願いします。 -作品はその時の気分に左右されるので、いつも描いているテーマが決まっているわけではないのですが、似顔絵を描くことが多いです。ただ、その時の気持ちの表情で似顔絵を描くことが多いです。 小さい頃から絵を描くのが好きで、よく人を描いていました。今でも人を描くのが好きなのは意図的ではないのですが、自分の感情をダイレクトに絵に反映させて表現することを考えた時に、風景や抽象が合わないような気がしました。何となく、自分の感情をダイレクトに表現するにはポートレートが一番いいような気がします。 vivid r_02, 53×45.5cm 作品に描かれている人はランダムな色で描かれていて、リアリズムで描かれているわけではありません。モチーフは架空のものですか? -いや、想像力は自分には合わないので、絵を描くときには原型が決まっています。でも、完成した作品を見た時に、イメージと違うので、原型が役に立っているのかなと思うこともあります。体の各部位の色はイメージを見ながら決めているので、肌の色が緑などランダムな色になっていることもあります。先ほども言いましたが、絵には自分の気持ちが反映されているので、完成した作品を見ると、その時の気持ちが蘇ってきます。作品を制作している間ではなく、絵を描き終えて初めて納得します。 Dedicated to P_07, 19.5×25.4cm もともと絵描きになりたいと思っていたのですか? -いや、でも子供の頃から絵を描くのは好きでした。漫画のようにストーリーを作ることはできないけど、絵は描けるので、美術学校に行こうと思いました。学校の傾向として、体全体を描くように言われましたが、顔の方が面白かったですね。学校では主にイラストレーションの勉強をしていましたが、学んでいくうちに「クライアントの仕事」が苦手になってきました。自分の描きたいものを描きたいと思っていました。 作品にはその時の感情が反映されているとおっしゃっていましたね。でも、モチーフによって描きたいものは変わってくるんですか? -場合にもよりますが、流れがあるわけではないですね。ポートレートを描くのは、何かに追われている時に描くことが多いような気がします。だから、絵を描くことで自分の感情を出しているんだと思います。 去年の秋にスズメを拾って2日くらい一緒に過ごしたんですが、なぜか似顔絵以外のものを描きたいという気持ちになったんです。なので、その時は顔以外のモチーフを描いていました。もしかしたら、これから出会う人や目にするものによって、モチーフは変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。

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TRiCERA ARTにアーティストとして参加された方を紹介しインタビュー後に紹介いただいた別のアーティストを紹介していく企画 ARTIST CONNECTについて 本企画は、最近TRiCERA ARTに参加された方へインタビューを行い、お話の最後に、まだTRiCERA ARTを知らない人から既にTRiCERA ARTに参加されている人も含めて知っているアーティストを紹介していただく不定期企画。 今回はichigomochiさんとお話をさせていただきました。 ichigomochiさんと作品について教えてください。 もともと育児日記として絵を描いていたのが制作の原点となります。子供のモチーフが中心で第三回文房堂アワードにてマルマン賞を受賞したこともあります。その後動物モチーフのものやその他にも様々なものに挑戦しました。デジタルツールを使用して制作を始めたのは昨年からでしたが、昨年5月には二人展をさせていただきました。現在の作品は女の子がモチーフのものが中心です。力強く見える一方で、優しくもあり見る人を映すよう心がけています。 ichigomochiさんの作品一覧はこちら タイトル:捕食ちゃん  サイズ:25 X 25 cm | 作品の詳細はこちら “捕食ちゃんは、背景の色の緑と髪の赤の相対的な色合いからくる「補色」と、何かに狙いを定めているような獲物を狙うような鋭い視線、肉食獣のようなイメージからくる「捕食」を掛け合わせた意味を持つ作品である。目標を持ったらブレずに一直線に進んでいくような、強い気持ちを持って何かに挑戦したくなるような気持ちにさせてくれる。” タイトル:ハイヒールちゃん サイズ:25 X 25 cm | 作品の詳細はこちら “ハイヒールちゃんは大人の女性像を表した作品である。赤色の口紅に赤色のネイルが黒髪とコントラストになっている。力強くて隙がない、足元はハイヒールを履いている女性をイメージして描いている。大人になったからといって、めそめそ泣くこともあれば思い悩むこともある。ハイヒールちゃんという女性像はそんな思い悩む気持ちを吹き飛ばしてくれる作品である。” TRiCERA ARTに参加しようと思ったきっかけはなんですか。 mamoruさんから伺い、面白そうだと思ったのがきっかけです。TRiCERAさんからもお声がけいただき色々考えた結果参加してみることにしました。

日本の秋は芸術とともに

 8月を過ぎればいよいよ我々を苛んできた暑さも和らぎ、いよいよ秋めいた季節になってくる。  そんな秋はスポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、、、といった具合に色々と捗る季節というのが昔からの認識らしい。ただアートファンにとっては、秋といえばやはり芸術ではなかろうか。ちなみに芸術の秋という言葉自体は他国には存在せず、日本固有のものだという。  背景として、まず一つに、二科展や日展、院展など日本を代表する展覧会が開催されること。また過ごしやすい秋の陽気は心に芸術を楽しむ余裕を生むことなどがあるとされる。  秋は月や紅葉が綺麗な季節だ。そんな季節にわざわざ絵で鑑賞することのなんと雅やかなことだろうか。さて本記事では、秋の月と紅葉を題材に描かれた日本人の原風景的作品を数点紹介しよう。 大地義彦/Yoshihiko Daichi 作家の詳細はこちらから Keiko Kobayashi 作家の詳細はこちらから Sai Seinan 作家の詳細はこちらから Edi Matsumoto 作家の詳細はこちらから 大泉沙知/Sachi Oizumi 作家の詳細はこちらから 藤川妃都美/Hitomi Fujikawa 作家の詳細はこちらから 刀根千賀子/Chikako Tone 作品の詳細はこちらから aki 作品の詳細はこちらから

意外な万能役者; 家で愉しむ抽象画 pt.2

抽象絵画によく聞かれる「美術館やギャラリーの壁には良いけど、自宅には向かなさそう」という偏見とは裏腹に、実は、あなたの部屋をテイスト良く飾るのにはうってつけのアートである。単体だとやや難易度高めに見えがちなアブストラクトだが、部屋との調和を図るのは具象的な作品よりもとても簡単だ。一度実例を見れば、お気に入りの作品を自宅の壁に掛ける日常を瞬時に想像できるであろう。 ほら、この通り。 まだ納得行かない方の為に、もちろん実例写真は更に用意してある。こちらからシリーズのpart.1をスクロールして頂きたい。 未定義の真実を求めて; 家で愉しむ抽象画 – 前編 パート1を読んだなら、知的な存在として人類が、万事に説明を求めることを理解されたであろう。だからこそ「未知のもの」や「説明のつかないもの」に史上疑問を抱き、空想してきた。そして今、その探求は現代美術へと変貌を遂げる。 抽象芸術の万能さ。 抽象芸術が理想的なホーム・デコレーションである理由はたくさんある。例えばひとつ、抽象画は具象絵画のように、それ自身や、その部屋を定義しないと言うこと。ホテルの部屋に飾られている絵や写真のイマイチな趣味を批判した経験は誰でも少なからずあろうかと察する。それは、その特定の何かがあなたの好みではなかったから。一方で、抽象的なものの理解と好みは抽象的である。なんやねんそれ、と突っ込みたくなるようなこの理由が大いに寄与して、どんなテイストのどんなスタイルの部屋にでも、意外と不自然なく飾ることができるのだ。 自分の好みに自信を持って! 幾何学模様や色柄のファン? ヨガ部屋でもっと禅体験?こちらはいかが? ヴィンテージ家具でエレガントな部屋とも合う?もしくは気さくで自然調なカントリースタイルの部屋だと?問題無し!抽象絵画はたやすく折衷可能。 ユニークさが全てと言う貴方には、普通ではない素材を使った抽象アートはいかが? シンプルな美しさ、ミニマルな美しさがお好み?この通り単純にゴージャス。 TRiCERAでは、他にもまだまだ抽象アート作品を検索可能。一日中眺めても飽きないような作品が見つかること間違い無し。もっと楽しい発見が欲しい貴方、是非ニュースレターのご購読をお忘れなく。

3分で学ぶ渡辺おさむの魅力

必見アーティストの魅力をギュッと3分でお届け 今回は、スイーツアートのパイオニア「 渡辺おさむ 」の魅力をクイックにお届け。 現在TRiCERA ARTでは、世界126カ国以上から、4,000人を超えるアーティストと約52,000点のアート作品を掲載中です。その中から、今見逃せないアーティストをキュレーターがご紹介いたします。 作家の特徴 お菓子を作る様に作品を制作 パティシエの母親から影響を受けアートを制作 海外でも展覧会を実施 甘いものは幸せをもたらすという信念を持つ   作品を見る 作品のユニークさ お菓子を作る様に作品を制作 樹脂を利用したフェイククリームを使用 クリームで世界を甘く変換する 絵筆の代わりにクリームで造形を描く 作品を見る キュレーターコメント クリームで世界を甘く変換する 日本初のカワイイムーブメントに関連 お菓子をアートに取り入れるユニークな手法 甘さという普遍的感覚に訴える作品作りが魅力 作品を見る アーティスト経歴 2007  長野県信州芸術館・東山魁夷ギャラリー 2009  大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ アン/リアルのメタファー - アニマミックス・ビエンニアル 上海当代芸術館 2010  イスタンブール近代美術館 志賀高原ロマン美術館 2012  大原美術館 清須市はるひ美術館 2013 高松市美術館 兵庫県立円山川公苑美術館 2014 ポーラ美術館別館 高崎市博物館...

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