金曜日, 1月 28, 2022
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アートで見る夏景色2020 -暑中見舞い後編 –

8月最後の週は、多くの人にとって夏の最も感傷的な日々。子供たちにとっては夏休みの終わり、大学の多い街では学生達と共に活気も戻り、親御さんたちは、学校再開前の準備で忙しくする時期。この一週間は、誰もが楽しい夏の思い出に浸り、残された日々を惜しんでいるものだ。

プールサイドでのパーティー、それとも「ステイホーム」で安全に過ごす時間、それとも田舎でのリフレッシュ、何があなたのお気に入りだろうか。シリーズ第1部ではそんな夏模様を描いた作品をご紹介した。 こちらから


Soft summer by Irina Laube 54 x 54 cm

「海と山どっちが好き?」この一見無害なように聞こえるが、二極分化をもたらす質問。両方とも近い田舎で育ち、山の稜線と入り組んだ入り江の絶景を誇るカナダのバンクーバーで数年過ごした筆者としては、一択を迫られると途方に暮れてしまう。だが、どうやらTRiCERAアーティスト御贔屓のモチーフは海とビーチのようである。この人気テーマと共に、夏の魅力的な抽象画もご紹介したい。


Summer Days by Alexander Levich 35 x 45 cm


Labyrinth by Alexander Levich 60 x 100 cm


Beach geometry III by Julita Malinowska 18 x 20 cm

もうビーチと日焼けは十分?では少し目先を変えてみよう!


Where the Sunset Meets the Ocean 1 by Jess Cargill 120 x 84 cm


Ocean Alchemy 4 by Olivia Alexander 37 x 29 cm


Golden Wave by HyungSun Kim 73 x 60.6 cm


Bright Summer Day by Anja Stemmer 140 x 100 cm


Ocean IV by Vero Murphy 160 x 160 cm

これが今夏の特集のフィナーレである。これらの作品とTRiCERAを代表し、日頃のご愛顧に感謝の辞と残暑見舞いを申し上げる。この特集で、「あなたと一緒にもうひと夏を過ごせるのなら何でもあげる」という甘い気持ちを通年思い出させてくれる作品を発見して頂けたならば幸いである。


One More Summer by Yiannis Roussakis 70 x 50cm

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Isaac Ishimatsuhttps://www.tricera.net/
1988年東京生まれ田舎育ちフランス在住。勉学や仕事には秀でるも、型破りな個性派として、生真面目な教師や上司を当惑させる多彩な日本時代を過ごす。極貧の子供時代からの夢である海外生活実現のため、カナダへ渡り貿易会社等で活躍。現在は語学習得と教授、TRiCERA勤務に勤む。陶芸工房での勤務経験、カナダの大学での音楽学習に、写真や芸術等幅広い関心を持ち、時代観察と文化比較の観点から、アートと日常生活の接点を書き出す。

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QUICK INSIGHT Vol.14 ダーク・ポップ|ボウル太郎

多くの問題を抱える現代のリアリティを シュール且つポップに描く日本の若手作家, ボウル太郎 制作を始めたきっかけはなんでしょうか。 作品を制作し始めたきっかけは、入学した高校が美術学校だったという事です。最初はあまり制作にあまり真剣ではなかったのですね。そんな時に高校展という学生コンペに応募することになり、下絵に悩んでいました。いくつか描いてみたのですが、先生に面白くないと言われたりしたので参考にするためにM.Cエッシャー(1898- 1972)の個展を観に行くことにしました。エッシャーの作品を目の前にした時に雷が頭に落ちる衝撃を受け「今、絵を描ける」という感覚が降りてきました。その時にエッシャーに体を乗っ取られたと思い、その次の日から絵が変化し自由に描ける様になり、下絵も面白いと言われる様に変わったんです。それから作品に対して本気で人生を賭けて挑んでみようと思いました。 ボウル太郎という名前の由来はなんでしょうか。 私の本名は朝井というのですが、ブラジルの料理で、アサイーボウルというのがあるんです。これは、果物のアサイーのスムージーに他の果物や蜂蜜などを加えたものなのですが、このアサイーボウルの名前から取ってボウル太郎になりました.芸術と聞くと気構えてしまう人が多いし、硬い名前の芸術家の方などは名前のイメージに引っ張られて、絵も硬くなってしまうのかなと思っていて、なので自分は絵を自由に描いてますという事を表したくて、こういう名前にしたんです。 作品詳細ページはこちら 影響を受けたもの、自身にとってターニングポイントになっていると思うものはなんでしょうか。 先程も紹介したM.Cエッシャーもターニングポイントになっているのですが、絵を更に変えてくれたのはキース・ヘリング(1958-1990)です。彼の作品はポップで、オシャレで、現代的で、描かれたもの一つ一つにストーリーがある所にとても刺激を受けました。また、彼のポップアートの商業的な部分がとても素晴らしいと感じて、Tシャツなどにしたときにオシャレになる作品を作ってみたいと思わせてくれました。なので彼には確実に大きな影響を受けたと感じています。 作品詳細ページはこちら 現在の制作のテーマについて教えてください。 制作のテーマは「物語」です。私の作品は一つの絵画の中で、物語を展開するような構成にしています。私は小説などを書くのも好きで、その中でも物語を構成するのが特に楽しいと感じています。どのような作品を作るにせよ、自分の制作する全てのものにおいて「構成」はとても大切にしています。また、漫画や小説は沢山の枚数で人に伝える事をしているメディアなので、その連続性において、物語の流れを説明するのが絵画よりも容易だと思っています。ですが、絵画は一つの画面にその物語の全てを入れ込まなければなりません。そうでなければ、文脈のない、なんの意味も中身も無い物になってしまうと感じています。そのため、私は「一枚の絵画の中で物語を伝える構成作り」をテーマに制作をしています。 作品詳細ページはこちら 「物語」というキーワードを持って作品を制作されているということですが、主題や、描いているものは、「現実」的なものが多いように思います。「現実」と「物語」の関係についてどのように考えますか。 絵というのは誰かに見てもらうことを前提に描いているものなので、物語の中に現実的な要素を入れ込むことで、彼らの感覚に近いものを作品の中に感じ取って欲しいと思っています。ただ、現実味がありすぎても絵画は面白くなく、一方で、フィクションなどの物語性が強すぎても分かりづらくなると思っていますので、その間の絶妙なラインを出せるように描いています。 作品詳細ページはこちら 手法や色彩の影響もあるでしょうが、全体に少しダークな印象を受けます(ブラックユーモアのようなものに近い雰囲気かもしれません)。そういった印象についてご自身はどのように感じますか? 自分はまだ18歳で、一年の間に思考が変わっていきます。私もですが、人々の中でブラックな、ダークな気持ちは、特に今の時代にはとても強くなってるように思います。これまでは人々のそんな部分に共感できるものを描いていましたが、大学1年生になってもっと幸せな事も描こうと思える様になりました。きっとこんなふうに描きたい議題は一年ごとに変わるのだと思いますが、人間の悲しいと感じる部分や報われない気持ちに寄り添える絵を描ける様に一年一年精進していこうと考えています。 作品詳細ページはこちら  次に実現したいと思っている作品のアイデアがあれば教えてください。 今は白黒の大きな作品が多いのですが、これからは色を付けた大きな作品なども制作してみたいなと思っています。今までは銅版の作品を白黒で制作していたのでこれからは沢山新しい技法を試して、自身のキャパシティーを増やしていこうと思っています。 ボウル太郎 コンセプト ボウル太郎のファンタジー作品には、オートマティスムという技法が使われています。この技法は、いわゆるシュールレアリズムである。画家エッシャーやエゴン・シーレの影響を受け、遠近法の誘導や真の人間性を追求する世界に魅せられている。彼のコンセプトは「人に自由を伝えるアート」。これからも、誰もが享受できる自由を伝えるアートを作り続けていくだろう。 経歴 2003年生まれ。2018年 高校に入学2018年 大阪府高等学校美術工芸品展 優秀賞2018年 佐渡版画甲子園 佐渡市長賞2019年 大阪府立高等学校美術工芸展 優秀賞2019年 二科展入選 今回ご紹介の作品はTRiCERAで扱っています。

韓国最大級の国際アートフェア「KIAF SEOUL 2019」

第18回韓国国際アートフェア開催 9月26日から29日まで韓国のソウルで、韓国で最も有名なアートフェアの一つであるKIAF(Korea International Art Fair)が開催されました。 今年はKIAFの18thとして、17カ国から175のギャラリーが参加した。当局によると、約8万2千人が訪れ、売上高は310億ウォンを記録した。昨年より30%以上増えた。現場では売上高の高さを直接感じることは難しいが、一般の来場者が大幅に増えたようだ。特に若年層では。これは、現代アートがヒップスター文化の一部になったことが要因と思われる。若い世代は現代アートを好む傾向がある。彼らは、自分が最近楽しんでいるものや自分の好みを見せるのが好きなのです。来場者数が全体の売上にどの程度影響を与えているかは不明だが、ある程度の影響はあるようだ。 ソウルの有名なアートフェアの一つであるKIAF ART SEOUL 2019は、参加ギャラリーを通じた現代美術作品だけでなく、ソロプロジェクト、ハイライトセクション、話題性のある問題に関する様々なトークプログラム、特別展などを提供しました。今年のためにKIAFは「歴史の中のロマン主義-韓国モダニズム絵画展」と題した特別展を準備し、韓国の現代アーティストに光を当てました。 今回のプロジェクトの目的は、フェアの構成の多様性を図ることにあるように思われる。しかし、イ・ウファン、ユ・ヨングク、ナムジュンパイクなど、現代美術を代表する作家を紹介するギャラリーが多く、ギャラリーブースとプロジェクトの間に大きな差をつけることはできなかった。 しかし、韓国の現代美術にこだわるギャラリーの中には、若くて新鮮な作家を紹介したり、実験的な作品を発表したりする優れたギャラリーもありました。これらのギャラリーが目立っていることを証明するかのように、多くの作品の下には赤いシールが貼られていた。これは、現代美術の一流作家が売れることにつながる確実性がなくなってきたことの裏付けではないだろうか。 参加ギャラリー 参加ギャラリー 韓国を代表するアートフェアであるKIAFには、多くの国際的なギャラリーが参加しています。昨年に続き2回目の参加となるPACEギャラリー、今年は初めての参加となるLehmann Maupinも参加しました。また、アジア市場に特化したホワイトストーンギャラリーも参加しています。 多くの国際的なギャラリーが参加するようになったことで、KIAFはさらに発展する可能性を秘めています。挑戦的な作品は市場性がないという意味ではなく、実験的な作品が増えることを期待しています。タイトルだけで満足するのではなく、韓国最大規模の有名なアートフェアです。 記事を書いた人:Jeongeun Jo韓国出身、日本在住。東京藝術大学大学院美術研究科を卒業したTRiCERAのメンバーの一人。彼女自身もアーティストとして活動している。 

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【7月の展覧会】MoMo、バンビナート、真核生物

新型コロナウイルスの影響で休館していた美術館や博物館が再開し始めています。7月に見ておきたい展覧会を3つご紹介します。 東京・両国のギャラリーMoMoでは、6月6日(土)から8月8日(土)まで、同ギャラリーを中心に25名の作家によるグループ展を開催します。 コロナで閉館していた頃を振り返り、ギャラリーのあり方を再考した結果、「再考」と題して、坂本真澄や坂本徳郎などのギャラリー作家の新作を紹介する展覧会を開催することになりました。新常態の世界での生活が、今後もアーティストに大きな影響を与え続けることは想像に難くありません。しかし、本展では、新コロナ以前に制作された作品も含め、各作家の熱い作品を順次展示。展示される予定です。期間中、6/6~6/27、6/30~7/18、7/21~8/8と展示替えがあります。 参加作家が異なりますのでご注意ください。 展覧会概要 展覧会タイトル。"再考|リフレクション" 会期.2020年6月6日(土)~8月8日(土)参加作家6月6日(土)~6月27日(土)まで。小橋陽介、早川克己、川島ことり、石破美和、藤森翔子、大久保亮也、佐藤英介6月30日(火)~7月18日(土)池田瑞穂、古畑智樹、吉田和香、吉田慎之介、福島佳子、J-Moon、坂本真澄、増田昌宏、平俊介 ※出品作家は変更になる場合があります。 7月21日(火)~8月8日(土) 坂本徳郎、室井公子、重田光輝、高橋涼子、大竹竜太、市野優、人見元樹、中井明人、貝場綾乃 ※出品作家は変更になる場合があります。住所は以下の通りです。ギャラリーMoMo(住所)東京都墨田区亀沢1-7-15営業時間。12:00~19:00 定休日。定休日:火曜日 ContactWeb :https://twitter.com/GalleryMoMo Email :info@gallery-momo.com SNS: www.gallery-momo.com 2020年7月11日(土)から7月26日(日)まで神田のバンビナートギャラリーで開催されるで堀聡の個展「視線の仮面」が開催されます。現在、東京藝術大学油画科に在籍している堀の2度目の個展となります。 本展では、「世界が見つめ合い、近づき、ぶつかり合う」というプロセスを経た堀の作品を、その衝突の衝撃を形にして発表します。生まれた「私と世界の仮面」の絵画を発表します。若手作家の新作10点を発表します。 展覧会概要 展覧会名。"まなざしの仮面」展 開催日のご案内です。2020年7月11日(土)~7月26日(日)まで 参加アーティスト。堀 聡 会場の様子。バンビナートギャラリー 住所)東京都千代田区外神田6-11-14アーツ千代田3331 B107 営業時間12:00-19:00 定休日です。月曜日、火曜日 連絡先Web:http://bambinart.jp/ Email:info@gallery-momo.com...

紡ぎ出すことで描く-テキスタイルを用いるアーティスト3選-

テキスタイルの有機的なテクスチャを取り入れることは、時として生活において繊維が担ってきた服飾の歴史的な文脈を作品にもたらすことがある。麻や木綿、ウールなど素材の種類は様々であり、例えば絹であれば、古くはシルクロードの始まりであり、近代では香港の紡績工場の主役は女性であったりと社会問題に紐づき、それぞれの素材にストーリーがある。 一方でその作品の物質的な魅力にフォーカスすれば、特にテクスチャーの点だろう。工業的な進歩により衣料品が大量生産され100年は優に経った現在、その反動からか刺繍や手織物の人気が高まり、アートでも注目が集まっている。この記事ではテキスタイルをアートの応用するアーティスト3名を紹介しよう。 宮坂省吾/Shogo Miyasaka 作家の詳細はこちらから 浅間明日美/Asumi Asama 作家の詳細はこちらから Liberty Worth 作家の詳細はこちらから

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家のどこにアートを置くか、それはもちろんひとの自由だが、例えばベッドサイドに置いてみるのはどうだろうか。サイドボードの住人といえば時計やライト、メガネや水、もしくは読みかけの本が多いかもしれないが、その寝る時そして起きる時に目に付く場所に作品を置いてみるのも生活の刺激になりはしないだろうか。おはようからおやすみまで、1日をアートではじめ、アートで閉めてみる生活ははいかがだろう? Atsushi Kaneoya 作家の詳細はこちらから 日暮勇一 / Yuichi Higure 南村遊/Yu Minamimura 作家の詳細はこちらから セリア・デブラ / Celia Debras 小倉真 / Shin Ogura 作家の詳細はこちらから 山本恵海 / Megumi Yamamoto 作家の詳細はこちらから Saeka Komatsu 作家の詳細はこちらから

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シャビーシックな部屋をつくる、6つのアート作品

1.シャビーシックの意味とインテリア shabbyとは「使い古された」、chicは「粋な」「上品な」を意味する言葉で、シャビーシックとは2つを合わせて「古いけれど上品で味がある」という意味です。シャビーシックインテリアでは花やレース、アンティークなどのアイテムを取り込むことでフェミニンで華やかな印象を与えてくれます。特に女性に人気があり、若い人の間でも注目を集めているインテリアです。部屋全体を白・クリーム色・パステルカラーなどの明るい色でまとめる傾向があります。女性らしい落ち着きや上品さが表れるテーマです。 2.シャビーシックとアートの結びつき シャビーシックな空間ではアイテム選びがとくに重要視されているため、壁にアート作品を飾ることが非常に多いです。部屋に調和するように白色が多く使われている作品や、上品さを感じる作品、差し色となるようなパステルカラーが含まれている作品を選ぶのがポイントです。またアート作品自体はシンプルなデザインのものを選び、アンティークな額縁に入れて飾ることで、額縁の方に視線を集めるというテクニックもあります。 3.シャビーシックな部屋をつくる、6つのアート作品 3-1.「Silver」 時の流れで曇ってしまった古い鏡からインスピレーションを受けた、というアート作品です。古びた金属の質感がわかるように、マットな絵の具とメタリックシルバーの絵の具が使い分けられています。モチーフの通りアンティークな雰囲気に溢れており、色もシルバーのため白い部屋の中にも馴染みやすくなっています。シャビーシックにおいて、古い金属の質感を家具などのインテリアから選ぶのは難しさがあるのですが、このようなアート作品を飾ることで絵の質感から簡単に部屋へ取り込むことができます。 3-2.「journey」 パステルカラーやビビットな色などを使って描かれた、可愛らしい雰囲気のアート作品です。その可愛らしい雰囲気が女性らしさを演出してくれるため、部屋の印象が明るくなります。アンティークさを求めすぎると、重厚感が強くなりすぎてしまうことがあるのですが、このようなポップな作品を飾ることで重厚感を減らすことができます。白とパステルカラーは非常に相性が良く、初心者でも導入しやすい作品です。 3-3.「Untitled (19-39)」 複数の素材を組み合わせて絵肌を表現しているのが特徴的なアート作品です。抽象画ですが、デザイン的なタッチで描かれています。シャビーシックの中でも、海外インテリアなどを中心にした高級感溢れる部屋にぴったりです。全体的に暗めの落ち着いたトーンで描かれており、白く明るい部屋の印象を引き締めます。作品の表面はニスが塗ってあり、絵の具を保護してくれているため、お手入れが簡単にできるのもポイントです。 3-4.「Your title 3」 フェミニンな雰囲気を持たせつつユニコーンが優雅に立っている様子が描かれています。シャビーシックな部屋の中でも、カフェのような温かみがある空間にしたい人にピッタリな作品です。温かみが出やすい白いレンガ調の壁にも合います。あえて均等に塗りつぶさず、筆のタッチを強く残すことで、絵肌から人の手の温もりを感じることができます。フェミニンかつガーリーな雰囲気が好きな方にオススメです。 3-5.「Abstract Flowers (Pink x Purple)」 抽象的に花が描かれており、背景のピンクからはフェミニンな雰囲気を感じる作品です。 黒いストライプのように表現された茎は大胆かつシンプルに表現されていますが、画面上にある花は、よく見ると繊細で細かい模様がインクで描かれており、非常にディテールにこだわった作品です。縦に細長いサイズのため、部屋の中の空間を活かした飾り方ができるでしょう。植物をテーマにしているアート作品は、シャビーシックな空間とも相性が良く、飾りやすいという特徴があります。 3-6.「Hono Badi Nei, 2016」 独特な雰囲気の絵ですが点や影で形を表したり、オイルを多く含ませて薄く伸ばした絵の具を使って、上から模様を描いたりと様々な表現がされている面白い作品です。上品で落ち着いた色合いになっており、植物を取り入れている部屋にもマッチします。シャビーシックな部屋にありがちな、くすんだ水色やグレーの壁に飾ってみるのも良いでしょう。大きいサイズの作品なので、部屋の上の方の空間が物足りない印象になっている時に、ワンポイントとして役立ちます。物が少ない広い空間にも、この作品を1点飾ることで足りなかったインパクトを与えることができます。 おわりに シャビーシックな部屋は、部屋の中のアイテムひとつひとつで大きく印象が変わってしまうという特徴があります。自分の理想のシャビーシックな部屋をつくるためにお伝えしたポイントと、アート作品を活かしてみてください。

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